11月6日日曜日、少し肌寒い風が吹く中、TCH秋祭りを開催!TSURUMIこどもホスピスのお庭には、ミニSLが登場しました。ミニサイズとはいえ本物と同じ仕組みとあって特有の雰囲気と迫力。ミニSLに乗った子どもたちの笑顔もさることながら、中高校生のボランティア、スタッフ、理事のたくさんの笑顔が見られました。
お部屋の中では、様々な出店が子どもたちをお出迎え。ストラックアウトと紙相撲は清風学園IACの中高生のみなさんが作成してくれました。ストラックアウトは傾斜台、紙相撲はモーターの振動を使い、ボールを投げたり土俵を叩いたりするのが難しい子どもたちへの工夫を試行錯誤しながら作ってくれました。「そうそう、上手だねぇ。」「おしい、もう1回やろっか。」「すごーい、おめでとう。」「写真撮るよー、こっち向いてー。」学生さんたちの優しい言葉は、子どもたちの笑顔に不可欠なものでした。
TCH秋祭りの催しは、協賛団体の大阪南ロータリークラブのご協力により実現し、出店や当日に向けた企画調整を、大阪南RACの皆さんが準備してくださりました。この日を迎えるまで、大阪南RACや清風学園IACの皆さんには、TSURUMIこどもホスピスの取り組みを理解してもらうため、ロータリークラブの卓話の機会をいただいたり、TCHでのオリエンテーションを受けてもらうなど、事前に様々なことを共有し、協働しながら準備を進めていきました。
当日は、大阪南RAC10名、清風学園IAC18名が出店スタッフとして活躍!TCH初の中高生ボランティアたちが元気に雰囲気を盛り上げてくれる様子は、とても新鮮に映り、コミュニティ型ホスピスを目指すTCHに欠かせない力だと感じました。また、大阪南ロータリークラブの方々45名が来館され、子どもたちに優しくスマートボールや射的の使い方を教えている様子は、地域の秋祭りのような場面となり、大盛況な一日になりました。