今年度、新しく学童以上の子どもたち(きょうだい、病院の友達、学校の友達)を対象にTCHでクラブ活動を行なうことになりました。
第1回目の5/5の子どもの日。小学校1年生から高校1年生の12人の子どもたちが集まり、キックオフミーティングを開催。今後、クラブでどのようなことをしたいのか話し合いました。
まず、『やってみたいこと』から話し合い、A4の紙にみんなの意見がいっぱいに。早々に活動に取り組みだす子どもたちもいました。TCHクラブ活動は、『子どもたちの発意を大切にしていこう!』というTCHケアのコンセプトから、家庭や学校ではできない体験ができたり、新たに挑戦する場であったり、未来に向けての希望など、自分だけでなく、友達とのかかわりを通して楽しむことができるような時間にしたいと考えています。
その翌週の5/12には15人の子どもたちが集まってくれました。前回のミーティングで決めた手作り魚釣りゲームやダーツゲーム対戦、卓球大会をするグループ。そして、クッキングでフレンチトーストを作って食べたり、ごちそうしてくれたりするグループもあり。
毎回、メンバーは違うのですが、クラブ活動を通して、子ども自身が新たな自分を見出せたり、病気や障がいがあってもなくても、友達と過ごす楽しさ、つながる喜びを感じたりしてほしいと思っています。
また、クラブでは、メンバーの子どもたちの地元の学校友達も参加できるようになっています。TCHを利用している子どもたちは、受診や入院治療、在宅での看護を受けていることから、学校に通学することだけでなく、友達との関係も分断しがちです。だからこそ、学校のお友達を誘って参加してもらって、自分のことを知ってもらったり、つながりがより強くなってもらえるといいなぁと私たちスタッフは思っています。
これからのTCHクラブ活動が、子どもたちにとっていきいきと自分を発揮できる場となるよう、取り組んでいけたらと願っています。
TCHクラブ活動の様子は、また随時ブログで紹介していきま~す!
アシスタントマネージャー 大矢佳代