こんにちは~。
いくぶんか残暑も和らいで、しのぎやすい日が多くなりました。皆さん、夏のお疲れは出ていませんか?今年の夏もそろそろ終わりを迎えようとしていますが、今年はどんな夏だったでしょうか?TCHの2019夏は、子どもたちの愛らしさ満載の夏!でした。
昨年7月の大阪の平均気温は29.5度だったのですよね(ほんと暑かったです)。それに比べると、今年の7月は(気象庁データによると)26.5度だったとのこと。7月初め頃は、私たちも「まだ暑さは大丈夫やね!」と言ってたのですが、それもつかの間…。7月半ばから、暑さはじわじわとやってきました。
7月半ば、「みなさん、そろそろ水着の季節ですよ!各自、ロッカーに水着を待機させておきましょうね」というメッセージメールが市川マネージャーからスタッフに向けて飛んできました。この日以降でしょうか、TCHに遊びに来るメンバーのデイユースプログラムは、プール!プール!プール!でした。
子どもたちと水って、ほ~んと不思議なくらい仲良しなんですよね。ちゃぷちゃぷちびっこプール、家族でほっこりプール、バシャっと大暴れプール!などなど。メンバーの子どもたちはそれぞれ思い思いに水を味方につけて、いろんな遊びを繰り広げていました。
●ちびっ子アクティビティの日:幼児たちの家族3組と一緒にスタッフも大はしゃぎ!去年初めて水着デビューしたお嬢さん、今年初めて水着デビューするお嬢さん、もいました。
●「防水テープをしたくないからお水遊びはしない!」と言ってた子が、ちびプールにスーパーボールを入れて遊んでいるうちに、体半分浸かってました。終わった後には「プール、楽しかったわ~」という一言。それはほんと良かった!
●大きめプールに入るのは初めて!そんな姉妹初の水遊びの日。芝生に子どもがゴロンとしたり、きょうだいと一緒にプールでまったりしたり…。存分に水を楽しんでくれました。
●あるママが持ってきてくれた一挙に膨らむ水風船。20個ぐらいが一斉に膨らみ、パンパンになると自然落下していく新しい風船です。水の中ではプカプカ、投げるとパーン!とはじけ、みんな大喜び!!思い思いの遊び方を楽しんでいました。
夏休みも終わる8月下旬、18トリソミーの子どもと家族が楽しむ「18っ子プール」を開催!昨年に引き続き、2度目のアクティビティとして開催しました。
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呼吸器をつけた子どもたちもきょうだいと一緒にプールを楽しんでいるその傍らでは「今年もみんなで会えるなんて…」と、お母さんたちから漏れた、なんとも感慨深い一言…。新しいメンバー家族には、先輩家族の姿は何より心強い存在なのでしょう。こういう家族同士の分かち合いの時間って本当に貴重だなぁ、私たちだけではできないことだなぁ、としみじみ実感します。
TCHのメンバーの多くは、学校にあるプールや市民プールに、自由に行ける状態ではありません。でも、ささやかだけど、体の状態を見極めながら、そして、タイミングを見計らいながら、温かい見守りのある水遊びの環境を作っていけば、子どもたちはこうやって遊ぶことができます。子どもたちのキラキラした笑顔を見るたびに、その一つ一つの時間が生み出す温かさをじわっと感じています。
最後に。子どもたちと遊びまくったホスピススタッフ。言うまでもなく、全体的に黒くなっておりまして…。私たちはこれを「つるみ焼け」と呼んでおります(笑)。
また来年も、みんなと一緒に遊びたいな…。そんな思いをもって、楽しかった夏の記憶を思い起こしながら、ぼちぼちプールのお片付けに入りますね。
ゼネラルマネージャー 水谷 綾