~うららかな昼下がり~ 第8回『ビリーブのじかん』を開催しました♪

(『ビリーブのじかん』・・・最愛のお子さまを見送られたご家族と、同じ経験をもつビリーブのメンバーが、美味しいお菓子と飲み物を楽しみながら友のように過ごすイベント)

バラとシナモンティーの香りに包まれながら、第8回『ビリーブのじかん』を開催しました。外気温は28℃を超えていますが、お部屋の中は初冷房のおかげで心地よい風が流れています。白いカーテンがかすかに揺れ、大きな窓からふりそそぐ、やわらかな光が部屋の空気と心を優しく包んでくれます。今回は、メンバーだけで本音トークを交わし、普段話していない心の奥をわかちあいました。

「亡くなった当初は、あの子の近くに行きたい、あの子が感じた思いを同じように感じたいという気持ちが強くて・・。大病をするとあの子に近づける気がして、嬉しいと思ったこともあった。こんなこと、亡くした母親特有の感情かもしれないから、日常の生活の中では口に出さないのだけれど、でも、ここでは話したくなる。ゆっくりと聴いて、共感してくれるひとが居ること。そのことの安心感…」

「愛するひとが亡くなるドラマを観ると、浮かびあがってくるものや胸を去来するものがある。もう泣き伏すことはないのだけれど、“あの頃”の自分や子どもの姿に重ねあわせて、ドラマに見入ってしまうことも…」

「亡くした子の年を数えながら、生きてきた。“あの頃”の子どもの通知表や描いた絵を捨てられない…。何年たってもあの子の部屋は、机もベッドも、ランドセルも、今でもそのまま…。でも、そんな自分に、最近、あるこころの変化が…。この年齢になり、母親のわたしが亡き後を、内心、考えるようになったこと。亡くなった子が生きてきた証の整理は母親であるわたしの役目かなぁ…と考えることがある。なので、少しずつ、少しずつ、整理をしたいと…いう気持ちになってきた。」

「思えば、あれから年月がたったのだなぁ、あれだけの悲しみの中、わたしはどうにかこうにか生きてきたのだなぁ…」

行事やテレビはもちろん、ちょっとした言葉にさえ敏感に反応し、思慕の念をいだきます。
これ以上はないだろうという悲しみと苦しみにもがいた私たち・・・。
互いに優しく微笑み合いながら、あったかい時間を過ごしました。

来月は6月18日(日)14:00~16:00を予定しています。お楽しみは『東京スイーツ』~~~♪
もちろん無料ですし、1度だけの“フラッと参加”も“リピート参加”もOKです。
ご自身の想いをお話ししてくださってもいいし、みんなの会話を聴いてくださっているだけでもOKです。
『ビリーブのじかん』は、自由に過ごしていただける場所と時間をご用意しています。
もしよかったら、どうぞ遊びに来てくださいね。