がっき、たのしい~!

TSURUMIこどもホスピスには楽器がたくさ~んあります。それも、見慣れている楽器よりも「なにこれ?」と名前も音の出し方もわからない楽器も数々。今まではそんなお宝の楽器もなかなか遊びの中で活かせることができず、棚に行儀よく納まっていました。

なんとかせねば…との思いから、12月の「2-6歳児プログラム」の中で、ラテン系パーカッショニスト&ドラマーで活躍されている「チーチョ西野さん」に来ていただき、思い切り楽器に親しむ時間をつくりました。

木製、鉄製、革製、木の実…など素材も様々、音も様々、鳴らし方も様々…。チーチョさんは楽器の正しい扱い方、音の出し方を教えるのではなく、子ども達が思うがままに触ってOK、どんな音の出し方をしてもOK、少々手荒に扱ってもOK、というスタンスで、まずは楽器に触れる楽しさを感じることができるように見守っておられました。時々チーチョさんの心弾む演奏が聞こえてきたり、楽しいおしゃべりがはじまったりして、愉快で、温かくて、楽しい時間を過ごすことができました。それぞれお気に入りの楽器で自由に音を出しながら、みんなで曲に合わせて演奏(?)することもできました。

「なんかよーわからん楽器」から、子ども達にとって「楽しい楽器」「好きな楽器」「おもしろい楽器」に変わっていきました。

子ども達だけでなく、ママやパパも夢中で楽器に触れる時間にもなりました。

 

大きい音、小さい音、心地いい音、心地よくない音…いろいろあることが楽しさの要因。今まで棚の中でおすまししていた楽器たちも今では大忙し。いろいろなところからいろいろな音が聞こえるようになりました。またひとつ新しい遊びが広がりました。

最後になりましたが、チーチョ西野さん、そしてチーチョ西野さんとTSURUMIこどもホスピスを繋げていただいた三木楽器(株)の山本様、ありがとうございました。