公立・私立の幼稚園で、長年、幼児教育に携わってきました。こどもホスピスを知ったのは、開館を報じた新聞記事。読み進めるうちに、そもそも私が勤める幼稚園には、重い病気の子どもは入園してこないということに気がついたんです。そこでまず、こどもホスピスにボランティアとして関わりながら自分にできること・できないことを模索しました。この場所は、教育機関ではないので、教育指導計画はありません。だからこそ、子どもと一緒にさまざまな遊びを試しながら、興味のあることをじっくり探ることができる。どんなときでも子どもたちに寄り添い、支える存在でありたいと思っています。