5月15日（日）は小児がんのお子さんとご家族を招待する「第1回・遊びに☆おいデー」でした。「遊びに☆おいデー」は、TSURUMIこどもホスピスをみなさんに知ってもらうために、見学を兼ねてめーいっぱい遊んでもらうイベントです。早速ですが、当日の様子をレポートしまーす！！
この日は事前に申し込みをいただいていた4家族が遊びに来てくれました。はじめましての挨拶が終わったら、ハウス内の探検開始です。子どもたちはキョロキョロ、その後ろのお母さんやお父さんもキョロキョロ。探検中にもたくさん遊びたい場所が見つかるようです。来た時から気になっていた２階へ行くと、音の部屋から楽し気な音楽が聞こえてきます。ドラムの大きな音に最初はびっくりしたけど、慣れると自然と叩きたくなります。みんなで即興のセッションが始まりました。奥には何があるんだろー、早く行ってみたい！
お庭のデッキではシャボン玉やスーパーボールすくい。気になっていたおおきな部屋のブランコ、どんぐりの部屋のおもちゃ…楽し気な雰囲気に誘われるがまま、いろんなところに走っていく子どもたち。好きなことを好きな時に好きなだけ楽しんでもらいました。
おやつタイムには、株式会社コーベベビーさんが「コットンを植えよう！！」企画をプレゼントしてくださいました。紙芝居で説明を聞いたら綿から種を取り出して、みんなで種を植えました。株式会社コーベベビーさんからは素敵なお土産もいただきました。この日植えたコットンの種は夏にかけて育ち、秋には実がはじけてふわふわのコットンを収穫できます。それをクリスマス飾りにしたりサシェを作ったり…どんなことができるか、今から楽しみです！ハウスに来られた際にはつるみカフェの横のプランターを見てくださいね。ブログでも成長をご報告いたします。
最初は緊張した面持ちだったお子さんたちも、どんどんキラッキラの笑顔を見せてくれるようになり、 私たちキャストも心から楽しめる素敵な時間になりました。終わりの時間が寂しかったですが、また来てくれるのを楽しみに待っています。遊びに来てくれたみなさん、ありがとうございました！
この日もたくさんのあそび場、おもちゃ、企画と盛りだくさんでしたが、ハウスは「これをしなきゃいけない」時間はなく、それぞれが好きなことを好きな時に好きなだけ楽しむ場所です。私たちは、病気や障がいと共に暮らすお子さんとご家族が様々な制約も病気のことも忘れて、のびのび過ごせることを大切にしています。
「遊びに☆おいデー」は6，7月にも予定していますのでお気軽にご相談下さい。TSURUMIこどもホスピスは様々な病気の人が利用できる場所です。イベントごとに取り組む内容は異なりますが、お子さんときょうだいとそのご家族にとってかけがえのない場所となれるように、今後も取り組んでまいります。