4月28日から5月5日まで、こどもホスピスウィークとして日本各地のこどもホスピスプロジェクトがイベントを行いました。
TSURUMIこどもホスピスでは『難病と向き合うティーンエイジャーの未来を考える』というオンラインイベントを開催しました。当日は4名の方にご参加をいただき、TSURUMIこどもホスピスからは高場、古本、川戸が参加しました。
始めに、なぜTSURUMIこどもホスピスがティーン世代の支援をしていこうとしているのか、その背景をお話させていただき、前年度ではどのようなイベントをしてきたのか、その様子を写真と合わせてお伝えしました。フリートークではご参加いただいた方から質問や疑問にお答えしながら、それぞれの職場での経験から感じた課題についても話題が及び、あっという間に予定していた1時間が過ぎてしまいました。
今回のイベントを通して、難病と向き合うティーン世代と私たち大人が向き合うためには深めていかなくていけない知識と経験、そして社会の中で彼らが抱える困難さや課題をオープンに話すことができる場が不足していることを感じました。
大人であれば誰しもが通ってきたであろう思春期を鑑みて、これから大人になっていくティーン世代にどのような支援が必要なのか模索が続いていきます。そして、その必要性を社会に向けて発信していくことも求められていくのだと思います。
TSURUMIこどもホスピスとしては、引き続き難病のティーン世代の支援を続けていきながら、好きなことや興味のあることにアクセスできるイベントの開催、ティーン専用のエリアをホスピス内に改装するなど、「好きなことを当たり前にできる」環境の整備に取り組んでいきます。ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。
川戸大智