1月、2月の「幼児フレンズ」の様子をご紹介します(幼児フレンズは、子ども自身の治療の状況から保育所や幼稚園など通園できてない、しづらい子どもたちが集まり遊んだり交流する、子ども同士の時間をつくる場です)。
「巨大すごろく」「たこあげ」「豆まき」「手作りチョコレート」このワードだけで「はいっ、楽しい!」と伝わるのではないでしょうか。コロナ渦の上、その日の体調や、治療のタイミングなどで複数の子どもが集まるのは難しい時もありますが、私達スタッフも“友達”として思いっきり楽しんでいます。
【巨大すごろく】
顔より大きいサイコロを振って、自分が進んでいくすごろく遊びです。止まったところにはいろいろなメッセージがあります。「さんりんしゃにのって3つすすむ」「こたつできゅうけい、2かいやすみ」「じゃんけんをして、かったら2つすすむ。まけたら2つもどる」などなど サイコロを振って一喜一憂!すごろくたのしい~!
【たこあげ】
好きな色のカラービニール袋を使って、たこ作り開始。好きな絵を描いて、たこ糸をつけて出来上がり。いざ中庭へ!残念ながらこの日は無風状態。でも走ると上がる!上がる!たこあげたのしい~!
【豆まき】
鬼の面を作り、鬼のパンツも作って豆まき開始!ツルミの鬼の髪の毛はレインボーカラー。(ポップです!)「おには~そと!」「ふくは~うち!」子ども達の豆まき攻撃に鬼は退散!豆まきたのしい~!
【手作りチョコレート】
板チョコを小さく割って湯せんして、ドロドロのチョコレートもおいしそう。いろいろな形の容器に入れて、トッピングもして冷蔵庫へ!固まると、3つはラッピングをしてパパへのバレンタインプレゼント。3歳児はじめての手作りチョコのプレゼント相手はパパです。パパ泣いちゃうかな。
あとのチョコは食べちゃいました!手作りチョコおいし~!
幼児フレンズに来る子ども達は、平日、ママと2人だけの生活だったり、保育園や幼稚園をお休みしていたり退園したりした子どももいます。その時期ならではの遊びをすることで、季節を感じることができます。季節が進むことで、自分の成長も感じることができます。
同年齢ぐらいの子どもとのかかわりは、そんなにおしゃべりはしなくてもなんか楽しそうです。そこに誰かがいるだけであったかい気持ちにもなります。
たくさんの友達もいいけれど、少ない人数でも楽しさはいっぱい!
これから春に向かって何をしようかな~。ルンルン気分で「幼児フレンズ」は続きます。
ホスピススタッフ 饗庭